The secret garden


『秘密の花園』(1993)



私が小学校低学年くらいのときに、
おばあちゃんの家にビデオがあって
よく観てた作品。

今になって見返すと、
小さい頃トラウマに感じてたシーンとか
も思ったより不気味じゃなくて
素敵な映画!と思えた。

でもわけがわかるようになったから
こそ、酷い作品であるとも感じられたな。

監督を担当したアニエスカ・ホランドは
ポーランド出身の女性監督。

また、製作総指揮には
フランシス・フォード・コッポラ。

アニエスカはチェコで映画を学んだそうで。

最初に知識なしで観たときに、
どことなくシュヴァンクマイエルの
雰囲気に似ていると感じたのは
チェコ映画の影響が少なからず
あるのかと感じた。

あとは人形劇のシーンはとくに、
幼少期に私が気味悪いと感じたシーン。

吹き替えで見るときの甲高い声と
人形の気味悪さですごく
いい意味で悪趣味な仕上がり。

ここもチェコらしさかな。
深読みかも知れないけれど。


製作総指揮にコッポラがついている
わけだけど、
正直コッポラらしさを語れるほど
コッポラを観てないからなんとも言えない...。

強いて言えば
豪華絢爛だけど衰退している、
そんな城の雰囲気は
『ドラキュラ』のときのそれと似ている。



これは『ドラキュラ』(1992)の時の
ゲイリー・オールドマン。
めちゃくちゃカッコいい。

こうゆうクラシカルなスタイルは
『秘密の花園』にも健在。





魅力的な登場人物については
たくさん話したいところだけど、
やっぱりメアリーの魅力はとくに素晴らしい。

子供なのに無邪気さがなくて
神経質そうなメアリーが
すごく好き。

いつも挑発的な顔しててイイ。
美少女だし。

そんなメアリーが、
城で出会ったコリンと友達になってからは
なんとなく同世代のコミュニティーで
メアリーがのびのびしてる様子が見える。

遊んだり、恋したり、
なんだかいきいきとしはじめて

同時にコリンも前を向き始めるし
庭は花咲きほこりまくるし

目まぐるしく突然好転するんだけど。

その好転していく様子の描写が、
すごく素敵なんだよね。


花が次々に咲いて
メアリーは明るい色の服を着て
窓から光が入り
子供たちが笑顔になる。

そしてハッピーエンド。

完璧に幸せの頂点に持ってくる。


なんだけど、その後にメアリーには
少し葛藤があって。

そのシーンがあることで物語が
すごく締まる。

やりきれないメアリーの気持ちを
ちゃんと最後までおざなりにせず
描いていて安心できた。

メアリーの気持ちは痛いほどわかったよ。
私情も含まれてるから余計だけど。



衣装の可愛さについては
言うことなし。

庭の画像はあえて貼らないので
ぜひ映画で確認してほしい。

とても言葉にできないような
パワーをもらえる美しさだから。


幼少期からずっと好きな作品を
またこうして観ることができて

そしてこうやって言葉にして
残すことができることに感謝したい。


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コメント

  1. 懐かしい!
    とてもいい映画でしたね。
    DVDが出ていたら、手元に置いておきたいです。

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    1. 思い出の作品です!
      DVDになっているのでぜひ!
      お庭が再生されていく姿の生命力に圧巻です。

      削除

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